裏磐梯を代表する神秘の湖沼群を巡るコースです。 アカマツを主に、ウダイカンバ･ウワズミザクラ･カエデ類･ウツギ類などの落葉広葉樹が混じる林間のコースは、夏でも涼しくて気持がいいです。林床では、ベニバナイチヤクソウ･マイズルソウ･ツルリンドウなどが、季節毎に目を楽しませてくれます。野鳥の数も多く、キツツキ類･カラ類･オオルリ･キビタキ等が、コース周辺の林の中で見られ、沼には、カルガモ･マガモ(一部)などが繁殖し、冬には、多種のカモ類やコハクチョウも姿を見せてくれます。 毘沙門沼などを彩る青色は、磐梯山の火口原から流れ出る酸性の強い水に、地下からの湧き水や他から流れ込む水が複雑に混ざり合った結果生成されるアロフェンと呼ばれる鉱物質によるものだそうです。